Matsuura-Style Ear Acupuncture & Acupressure / Ear Zone Therapy
MSEA Developer松浦哲也
受け継いだ耳鍼を、
現場で進化させる。 MSEA & EZT — Clinical framework and zone-based practice
MSEAは、先代から受け継いだ耳鍼と松浦哲也の臨床経験をもとに、目の前の状態に応じて組み立てる「松浦式耳鍼&耳つぼ療法」です。EZTは、その考え方を土台に、ASPとゾーン設計へ特化して再構成した実践体系です。
本ページはMSEAとEZTの考え方、関係性、教育体系を紹介するものです。特定の症状に対する効果を保証するものではなく、診断や医療機関での治療に代わるものではありません。
継承する
先代・松浦博一から受け継いだ耳鍼の知恵。
目の前に合わせる
主訴と耳の反応を見て、刺激を組み立てる。
進化を止めない
臨床記録と学びを重ね、体系を磨き続ける。
MSEAとは
型をなぞるのではなく、
臨床を読み解くための
耳介療法。
MSEAは、Matsuura-Style Ear Acupuncture & Acupressureの略称です。日本語では「松浦式耳鍼&耳つぼ療法」と表します。
BFAから大きな影響を受けながら、先代から学んだ耳鍼と松浦哲也自身の臨床経験をもとに独自に発展した、臨床応用型の体系です。あらかじめ一つの刺激手順だけに固定せず、主訴、耳に現れる反応、体調、刺激への反応を確認しながら構成します。
祖父から受け継いだ耳鍼を、日々の臨床で磨き、進化させた「現場の耳鍼」。
& Acupressure 耳鍼&耳つぼ療法
継承し、現場で更新する
MSEAは、過去の技術をそのまま保存したものでも、BFAの名称を置き換えたものでもありません。受け継いだ耳鍼を土台に、臨床で得た問いと検証を積み重ねてきた独自の実践体系です。
伝統は、守るだけでは現場で生きない。
継承 × 臨床 × 更新先代から受け継いだ耳鍼
祖父・松浦博一が培った耳鍼の知見と実践を、松浦哲也が受け継ぎました。ここがMSEAの原点です。
BFAが示した「再現できる型」
BFAの標準化された考え方と手順から多くを学び、耳介療法における再現性、評価、安全な教育の重要性を再認識しました。
臨床経験から独自に発展
一人ひとり異なる主訴や耳の反応に向き合い、刺激方法と評価を組み替えながら、臨床応用型の体系へ発展させました。
学びと記録で、次の臨床へ
MSEA JAPANでは、完成を宣言して固定するのではなく、教育、症例の振り返り、実技研修を通じて体系を磨き続けます。
MSEAの臨床フレーム
MSEAでは、状態と耳の反応を捉え、適切な刺激を選びます。施術後の変化まで確かめる循環を、臨床判断の軸に置きます。
主訴を捉える
困っていること、経過、全身状態、施術の目的を確認し、優先順位を考えます。
耳の反応をみる
圧痛、皮膚所見、左右差などを手がかりにし、図だけで刺激部位を決めません。
刺激を選ぶ
状態、目的、刺激量、安全性、施術者の資格範囲を踏まえて方法を選択します。
前後を評価する
同じ指標で変化を再確認し、次の判断と臨床記録につなげます。
一つの器具に、
臨床を閉じ込めない。
MSEAは、耳介への複数の刺激方法を包含します。器具の名前ではなく、刺激を選ぶ理由、刺激量、前後の評価を重視します。
ASP
ASPを用いるMSEA。留置を含む器具特性と安全管理を理解して運用します。
毫鍼
はり師等の資格範囲で、状態と目的に応じて耳介へ刺激を行います。
電気刺激
適切な機器と安全基準のもと、電気的な刺激を臨床選択肢に含めます。
耳つぼ刺激
圧刺激など、鍼を刺入しない方法も目的と状況に応じて選択します。
灸刺激
きゅう師等の資格範囲と火傷防止を含む安全管理のもとで行います。
刺激方法の選択と実施は、関係法令、国家資格の業務範囲、使用機器の添付文書、教育内容に従うことが前提です。すべての方法を一度に用いるという意味ではありません。
EZTとは
EZTはEar Zone Therapyの略称で、MSEAを土台にASPとゾーン設計へ特化した入門体系です。耳介療法を初めて学ぶ有資格者にも取り組みやすく、シンプルに実践できます。
ゾーンとして捉える。 ASPに特化した、シンプルで実践的な耳介療法。
MSEAの臨床思想を、
使いやすいゾーン設計へ。
EZTでは耳をゾーンとして捉え、施術目的と耳の反応を踏まえながら、メイン、サポート、ブースターの考え方で構成します。各施術者が得意とする施術へ取り入れやすい形に整理されています。
中心となるゾーン
施術目的と耳の反応を踏まえ、構成の軸となる領域を選ぶ考え方です。
支えるゾーン
状態や関連する反応を確認し、中心となる構成を補助する考え方です。
後押しするゾーン
施術前後の変化を見ながら、必要に応じて構成を補強する考え方です。
MSEAとの関係 EZTはMSEAと同じ名称ではありません。MSEAの考え方を土台にしつつ、ASPとゾーン設計へ特化した別の体系として運用します。詳細なゾーンマップ、選択基準、実施手順は、安全管理を含むトレーニング内で扱います。
BFA・MSEA・EZTの違い
BFA、MSEA、EZTは、名称を置き換えるものではなく、それぞれ役割の異なる体系です。標準プロトコルのBFA、臨床応用のMSEA、ゾーン設計のEZTとして明確に使い分けます。
BFA
守るべき、標準。
- 中心
- 標準化された5点プロトコル
- 判断
- 定められた考え方と手順を尊重
- 役割
- 共通言語と再現性の土台
MSEA
進化させる、臨床。
- 中心
- 主訴と耳の反応に応じた構成
- 判断
- 複数の刺激方法と前後評価
- 役割
- 臨床応用と個別化のフレーム
EZT
組み立てる、ゾーン。
- 中心
- MSEAを背景にしたゾーン型設計
- 刺激
- ASPを用いる専用体系
- 役割
- 既存施術を支える実践ツール
大切な境界 BFAの標準プロトコルから離れ、MSEA固有の考え方で刺激部位や方法を構成した場合、それをBFAとは呼びません。名称を正しく使い分けることは、教育の再現性と患者への説明責任を守ることにつながります。
MSEAが向き合う臨床領域
MSEAの学びでは、症状名だけで刺激部位を決めるのではなく、主訴、全身状態、耳の反応、施術前後の変化を統合して考えます。
痛み・運動器の悩み
部位、動作、経過を確認し、既存の評価や施術と組み合わせて考えます。
休息・ストレスケア
睡眠や緊張など、日々のコンディションを捉える臨床視点を扱います。
コンディショニング
スポーツ、仕事、生活場面での状態確認と施術前後の評価を重視します。
女性の健康支援
医療との連携を前提に、体調変化に寄り添う補完的な視点を学びます。
耳鼻咽喉・感覚領域
緊急性や専門受診の必要性を見極め、適切な紹介を優先します。
美容・ウェルネス
外見だけに限定せず、安全性と全身状態を踏まえたケアを考えます。
上記はMSEA教育で考察する臨床領域の例であり、治療効果や治癒を示す「適応症一覧」ではありません。強い症状、急な悪化、外傷、発熱、神経症状その他の危険徴候がある場合は、施術よりも医療機関への受診・紹介を優先します。
臨床の熱量と、科学的な節度
MSEAを強く魅せるために、根拠を大きく言い換える必要はありません。分かっていることと、まだ検証が必要なことを分けて伝える。それも臨床ブランドの強さだと考えます。
安全性を、技術より先に置く
耳介への刺激は小さく見えても、侵襲を伴う方法があります。MSEAでは、適否の判断、衛生管理、刺激量、施術後の説明までを一つの技術として扱います。
施術前の確認
既往歴、服薬、アレルギー、妊娠の可能性、皮膚状態、出血傾向、体調を確認します。
資格と器具の範囲
鍼や灸は、医師または該当する国家資格者が法令と業務範囲に沿って実施します。
清潔操作と観察
器具の適正使用、皮膚消毒、感染対策、刺激中と施術後の反応確認を行います。
説明とフォロー
痛み、出血、発赤、腫れ、違和感などの可能性と、異常時の対応を事前に説明します。
MSEA・EZTを学ぶ
FRAMEWORK
& ZONE
PRACTICE 臨床を読み解く力と、ゾーンとして組み立てる力を育てる。
標準・応用・ゾーンを、
正しく学び分ける。
BFA、MSEA、EZTは、名称を取り替えて使うものではありません。ASPを使用するBFAの標準プロトコル、MSEAの臨床判断、EZTのゾーン設計という役割の違いを理解し、安全性、評価、記録までを段階的に学びます。
- オンラインで基礎を繰り返し学ぶ
- ハンズオンで触診と安全な操作を確かめる
- EZTではASPの器具特性とゾーン設計を学ぶ
- 症例の振り返りから臨床判断を育てる
臨床を読み、
ゾーンで組み立てる。
MSEAは、目の前の状態を読み解く臨床体系です。EZTはその思想をASPとゾーン設計に特化し、受け継いだ技術を次の現場へつなぎます。
よくある質問
MSEAとBFAは同じものですか?
MSEAはASPだけを使う方法ですか?
MSEAとEZTはどのような関係ですか?
症状が同じなら、同じ場所を刺激しますか?
MSEAやEZTの効果は科学的に証明されていますか?
誰でもMSEAやEZTを施術できますか?
MSEAやEZTに認定施術者制度はありますか?
出典・関連情報
- BFA JAPAN 公式サイト BFA、MSEA、EZTの現行説明。
- 当会の耳鍼・耳介療法・耳つぼ療法の考え方とガイドライン 体系と名称区分の背景。
- BFAを守り、MSEAを進化させる ブランド運用と教育方針。
- BFA JAPAN Training Base BFA、MSEA、EZTの学習体系。
- Hou PW, et al. The History, Mechanism, and Clinical Application of Auricular Therapy in Traditional Chinese Medicine. Evid Based Complement Alternat Med. 2015.
- Asher GN, et al. Auriculotherapy for Pain Management: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. J Altern Complement Med. 2010.
- あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 厚生労働省。
- About Us MSEA JAPANによるMSEA・EZTの教育と普及。
- 全日本耳つぼ療法普及協会 発足のお知らせ JEAS認定講師と一般向けの耳つぼ普及活動。
- 全日本耳つぼ療法普及協会 公式サイト 一般向け講座とJEASの活動。
- BFA JAPAN認定施術者一覧 BFA認定施術者の公式一覧。

