業団に喧嘩売ってません!
私が開祖を務める「ぴんころ鍼灸道」ブランドで主催した全国初の「BFA技術セミナーin名古屋」を無事に開催する事ができました。
本来はぴんころ鍼灸道のブログで書くべきレポートかもしれませんが、
BFAを主体にしておりますのでこちら「BFAハンズオンセミナー」のブログでレポートを書かせて頂きます。

セミナー開催前日に知ったのですが、当日は「日本鍼灸師会全国大会in愛知」がウインク愛知で開催されており、Twitterでは「松浦が業団に喧嘩売っとる」などと揶揄されるつぶやきがありました。
ですが、
松浦はちゃんと業団に20年以上所属して毎年滞納することなく会費を納めておりますので…そんな事実はございません。

まあ私どもの会場がウィル愛知という似た名前だった為に、数名の受講者が全国大会の会場へ行ってしまうというアクシデントがありましたが💦
全国初のBFA実技セミナーは大変でした💦
さてさてBFAの実技セミナーは毫鍼が主体とはいえ全国初でしたので正に手探りの状態での開催。
今回参加して下さる方は、JATAの会員だけでなく一般の方もいらっしゃるオープン実技セミナーでしたので、前日の夜もホテルで深夜2時頃までセミナーの打ち合わせをして本番に臨みました。
セミナーは時間通りに始まり、まずは竹田博士の耳介療法の基礎講座を座学からスタート。


その後、4つの班に分かれて実際にBFAの実技へと進み、私は JATA会員(医師と鍼灸師の混合チーム)を担当させて頂きました。JATA会員はすでに予備知識がありますので、ASPの訓練も兼ねて実技を行いました。そのため、他のチームとは指導内容が異なっていたと思います。
私が実技を担当したチームのメンバー
- 初めてASPを触る外科の医師
- 神戸のBFAハンズオンセミナーで指導させて頂いた麻酔科の医師
- 認定講師を含むJATAの鍼灸師達
全く違うレベルの先生たちを同時に指導する難しさを肌で感じながらも、チームの皆さんが全員レベルアップできる指導ができました。
相変わらず医師の技術習得スピードには驚かされます💦
ASPと同時に毫鍼の指導もする事ができた為、
ASPの「誰がやっても同じ深さにと同じ刺激量を与える事ができる」という利点を医師にしっかり理解していただく事もできました。
実技後半では鎮痛、筋緊張緩和、抗不安というBFAで期待される3大効果の他に、私が臨床で実際に使って効果をだしている症状に対する技術指導なども行い、実技の時間はあっという間に終了の時間に…


セミナーの最後には、ぴんころ鍼灸塾の塾頭武田先生による「プレミオ」というフランス製の最新医療機器を使った耳介療法の座学を行うこともできました。プレミオについては今後の展開に期待!
鍼灸師の未来は明るい!








今回のBFA技術セミナーを通して私もいろいろと学ぶことができ、少数指導を主体としたBFAハンズオンセミナーの指導内容もかなりアップデートする事ができました。
医師と若い鍼灸師が同時に学び、コミュニケーションを取るという貴重な体験を目の前で見れたことも発見です。
そこで改めて思ったのは、
私たち中堅がどれだけ医師とのパイプをつくって若い人に残せるか?
ということ。
これも私たち中堅に課せらた課題だと思っております。



鍼灸業界の未来が明るくなるよう、
これからも鍼灸を必要としてくれている患者さんの利益の為、業界の発展の為頑張っていきます!
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