豪鍼の刺鍼技術を高めよう!
今回は昨年10月に飯田市で開催した研究会のメンバーと学ぶ1年ぶりのBFA研究会でした。
今回は日本式BFAをもっと上手に施術する為に、
鍼灸の基本中の基本「豪鍼の刺鍼技術を高めよう!」っていう内容で開催しました。
これはBFAハンズオン研究会なのか???
( ´∀` )わら
(内容は前日のミーティングを兼ねたオフ会で急遽変更になりましたがwwwその場で臨機応変に内容を変更できるのは、そもそもテツはアドリブばっかりで指導してマニュアルを作ってないから
(;’∀’)…?)
当然ですが、研究会で講義するのは慣れてきたとは言え教育に関しては全くの素人である松浦。当会々長である竹田先生(明治鍼灸大学の先輩で、明治国際医療大学で准教授だった鍼灸の教育者としては素晴らしいキャリアの持ち主)にセミナーを直に評価して頂ける良い機会でもありました。
私も自然と気合が入りました🔥
1年ぶりに会う先生方の上達に驚きながら、足りない部分を個別に指導してゆくハンズオンスタイル!最後に私と竹田博士、研究生から2名参加して片手挿管を使った刺鍼競争を一緒に訓練してみたり本当に充実した研究会となりました。
最後に嬉し涙を流した研究生を目の当たりにした時には私も目頭が熱くなりました。
徒弟制度で直傳された技術を次世代へ繋げてゆく事ができる環境を与えてくれた岩田社長に感謝しながら帰路に着きました。
- Battlefield Acupunctureハンズオン研究会は協会非公認のセミナーです。
- 参加者(事務局スタッフ含む)は全員新型コロナワクチン接種済み及び当日に抗原検査にて陰性を確認済みです。
竹田博士から一言
松浦哲也先生の手技には、炭治郎や悟空に匹敵…いや、それ以上の修行を積み重ねてきたことが見て取れます。見れば分かります!疑う余地はありません。彼が発するセンテンスにリアリティがあるのは、この確固たる臨床手技がベースにあるからなのでしょう。
彼が単なるビッグマウスマンなら、参加者はきっと途中から好きなことをやり出すことでしょう。しかし、参加者はすっかり松浦講師に魅了され、「次はどんなことをするのだろう」とワクワク感すら抱いている様子でした。
参加者の中には、日常の臨床で壁に直面していたり、自身の課題は分かっているもののブレイクスルーできずに伸び悩んでいる者もいました。その様な参加者に対して、松浦先生なりに原因を分析し、そこを指摘しつつ、具体的な解決法(練習方法)まで提示してくれるのです。
これは受講者にとっては本当にありがたいことです。松浦先生の指導方法に若干のジェラ…おっと!文字数の限界のようです。
エンタメ感覚で松浦ワールドにハマってみるのもアリだと思いますよ!
参加された鍼灸師の感想
鍼灸師の免許を取得して働き始めた1年目の頃、必死に患者様と向き合い、良かれと思ってあっちにもこっちにも施術した結果、オーバードーゼでしんどくさせてしまった経験がありました。
それ以来、沢山の鍼を打つことに抵抗感がありましたが、今日の研修会では無心で鍼を打てました。初心の頃の「鍼を打つ楽しさ」を思い出しました!
被験者になってくださった仲間に感謝しかありませんが、身体変化を即実感できたことが嬉しかったです。逆に、改めてあれだけ沢山の鍼刺激をすると身体のだるさを誘発することも目の当たりにしました。
効果的・効率的な施術のためには、効かせる場所に上手く響かせ、満足度をあげられるようにしなければと再認識しました。
本日はありがとうございました。
臨床の話しだけではなく経営視点からの考え方も含めて、こんなにたくさんの具体的な話しを聞けたのは初めてでした。鍼の技術も、いつまでも見ていたい!と思うほど刺激的でした。
自分には、響き感を与える、響き感を自分が感じることが出来る、ということが出来ず、施術直後の変化にムラがあることが課題だと思っていました。
そこに対して、自主練の方法までしっかりと教えてくださったので、あとは練習あるのみ!と自分自身のモチベーションが上がりました。
本当にありがとうございました!
今回、被験者としてたくさんの鍼を打たれたのですが、改めて沢山響かされると辛いなと感じました、笑。
響きをコントロールすることは日頃から意識はしていましたが、患者様の負担を最小限に抑えるためにも、狙ったところを響かせれるよう意識しようと思います。
今回は身体に対する一般的な施術を学びましたが、松浦先生は美容鍼も詳しいご様子なので、患者様に対するクロージング(話術の様なもの)も次回はお聞きしたいです!
今日はありがとうございました!
私は鍼灸師2年目の若輩者なので、とにかく必死にがむしゃらに働いてきました。正直、売り上げという視点は考えたことがなかったので、初めて具体的なお話しが聞けて、とても勉強になりました。
本日の研修を踏まえ、私の目下の課題は片手挿管を早く行うことで鍼と鍼管の扱いにもっと慣れること、響かせる鍼と響かせない鍼の感覚の違いを正確に理解できる・実際に使い分けできるか、と設定しました。
短時間の研修ではありましたが、少し成長できた実感もあります。今後もこの課題に取り組んでいこうと思います。本日は、ありがとうございました!
とても充実した研修でした。あんなに鍼を打ったのは初めてです。専門学校の実技ではあんなに打つことがなかったので、とても新鮮な気持ちでした。
自分で何となく響いているかなと思っていましたが松浦先生に「この硬さのところ」と具体的に教えていただき、響かせられる手応えを掴んだ気がします。
とにかく施術直後の変化を引き出せているか不安で、響きを感じさせることに必死でした。ですが、響きの有無と施術直後の変化は必ずしも直結しないと実体験し、目から鱗です。
むしろ、患者さんのオーダーにしっかりと応えることで満足度があがるみたいなので、自分の響き感覚に固執することなく、オーダーにしっかりと応えることを意識してみようと思いました。
被験者になってくださった仲間にも本当に感謝です!本日は、ありがとうございました。
最後に
圧倒的な技術力不足!
これが多くの鍼灸師が食べていけない最大の理由の一つだと感じております。
今後は需要があれば豪鍼を使ったハンズオン研究会も実施してゆこうと思いました。
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